滝根町とは
滝根町は福島県田村郡に置かれていた町で平成17年3月1日に田村郡7町村の内、本町、大越町、都路村、常葉町、船引町の旧5町村が合併した田村市にあり、福島県東部、田村市の南東部、阿武隈山系のほぼ中央に位置しています。
町の東部には大滝根山、羽山、矢大臣山など標高1,000m前後の山々が連なり、豊かな自然に恵まれた風景が広がっています。大滝根山西斜面側の仙台平一帯は国民休養地に指定されていて、本町の観光・レクリエーション拠点となっています。南西部は起伏の多い高原状の山地、北部はなだらかな水田地帯で、阿武隈川水系と夏井川水系の分水嶺を形成しています。
産業
産業は水稲、葉たばこ、石灰石、鍾乳洞など阿武隈山系の豊富な自然資源をその礎として成り立っています。
農業は水稲、葉たばこ、野菜、肉(乳)牛の生産を中心に営まれています。本町には貴重な観光資源、鍾乳石の種類と数の多さでは東洋一といわれるあぶくま洞や入水鍾乳洞があります。その周辺には星の村天文台や仙台平キャンプ場等の施設があり、観光の核となっています。
歴史
滝根町の仙台平には平安時代の征夷大将軍坂上田村麻呂公と北東の英雄大多鬼丸の古戦場の地として語り伝えられた場所があり、坂上田村麻呂公のゆかりの土地として知られています。